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浅草のもう一つのおすすめ老舗天ぷら屋さん 「天健」

老舗天ぷら屋 天健

以前、浅草の天藤さんを紹介しました。

今回も天ぷら屋さん、もっといえば、天ぷらというよりは、僕の中ではかき揚げ丼屋さんです。

かき揚げって、具がゴロゴロ入っていて、もうそれだけで満足できちゃうので、いわゆる一品ものとして、うなぎの次くらいに好きなんですよね。

そして、うなぎは、ちょっと美味しいところで食べると、四千円以上は軽くいきますので、そう頻繁には行けない。

一方、こうした東京下町の老舗の天ぷら屋さんは、銀座の天ぷら屋さんとは違って、着飾らず、値段も良心的です。

上天丼でも、二千円くらいで食べられます。この天健さんも、同じく2200円でかき揚げ丼が食べられます。

若干、高いじゃないか、その辺の天ぷらチェーン店だったら千円も払えば上天丼食えるぞ、という方もいるかもしれませんが、それはですね、僕が自信をもって言いますが、具材のクオリティ、油のクオリティ、揚げ方、たれ、見た目、店内の雰囲気、全て比べ物にならないくらい天藤さん、天健さんのほうがチェーン店天ぷら屋さんより優れています。

ですので、天ぷら、並びにかき揚げを食べるなら、是非浅草の老舗天ぷら屋さんをおすすめします!

そして、この天健さんですが、実は、天藤さんの正面というか、斜向かいにあります。

下の地図を見てください、めちゃくちゃ近いでしょう笑。

 

それで、前回は天藤はお昼時は混むので、11時開店と同時に行ってください、と言いました。

じゃ、天健は空いているのか?というと、これが同じくらい混んでます。

でも、どうも観光客が大挙して押し寄せている感じもないんですよ。

というのも、それだったら11時開店と同時に行っても、行列になっていてもおかしくない。

しかし、5年前なんかは、開店後すぐに満席になっていたのですが、近頃は、開店と同時に行ったら普通に入れます。

客層としては、常連と、ちょっと良いものを食べたい大人が来ている雰囲気があって、あまりがやがやしてないし、落ち着いてます。

で、カウンターの奥では、職人とおもわしき、親父さん(70歳くらいでしょうか)と息子さん(40〜50歳くらい)が、無駄のない手慣れたてつきで天ぷらをあげている。

二人とも、余計な会話をせず、黙々と己がやるべきことを淡々とこなしている。

この無骨な風景が老舗感、偽りない本物感を醸し出すんですよね。

僕はこのお店では、毎回2200円のかき揚げ丼(画像は記事上部)を頼むのですが、正に丼からあふれんばかりのかき揚げが、揚げたてで、香ばしいごま油と醤油だれの匂いをさせながら、運ばれてくるわけです。

この写真みて、食べたいと思わなかったら、それは自分に嘘を付いているということだと思います。それくらい視覚的に美味そうに見える。

そして、食べてみると、もういか、小柱、エビ、野菜が、ごろごろ入っていて、天ぷらの衣で面積を稼いで、とは感じさせないレベルなのです。

それで、写真から立ち上る湯気からみてもわかるように、揚げたてで、カリカリした部分と、タレが染み込んだ部分のバランスが絶妙です。

ご飯も多すぎず、少なすぎず、タレでびしゃびしゃになっているわけでもなく、このかき揚げとご飯を交互に食べて行けば、どちらかが残って最後はご飯だけ、あるいは天ぷらだけ食べなければいけない、という事態にはならないちょうど良い量になっています。

また、この天健さんは、天ぷらにかける香辛料も美味しいんですよね。

香辛料は、七味と山椒があるのですが、僕のおすすめは、最初の一口は何もかけずに、食べて、その後、七味を薄く全体にかけて、半分ほど食べて、最後に、山椒を少しだけ部分的にかけて、3種類の味の変化を楽しむ食べ方です。

もちろん、何もかけずに最後までかけても十分美味しいです。

2回目以降は、香辛料を組み合わせて色々試してみると良いと思います。

訪問する時間ですが、最近は天藤さんも天健さんも、開店と同時に、まで頑張らなくても並ばずに入れるようになっています。

まあ僕は1130までには行くようにしてますが、行列になっていることは最近はありませんね。さすがに12時以降は待つ可能性もあるので、おすすめできません。

また、店内が狭い座敷とカウンターしかありません。

それで、座敷が確か、ギリギリ6人がけの長テーブルが三つ、カウンターは10人くらいです。

そこに例えば2人で来訪すると、カウンターか、テーブルを案内されるのですが、テーブルの場合は、後に二人くらいとその二人と相席になります。

その点は注意しましょう。

また、食べた後だらだら話す雰囲気ではありませんので、食べて一息付いてお茶でも飲んだ後は、さっさと撤退するのが粋です。

天藤さんとの違いは、というと、天藤のほうがしっかりタレがかかっていてしっとりしていますね。天健は、タレは控えめでカリッとした感覚が楽しめます。

どちらが好きかは、好みでしょうけど、どちらも美味しいですよ。僕は天健の方が好きですね。でも、天藤も食べたくなります。

単品で二千円以上と、少し値が張りますが、必ず満足できますので、かき揚げ丼が食べたい時は是非行って見てください。

東京で今まで食べたかき揚げ丼のなかで、一番美味しいと思えますね。

数ヶ月に一度は必ず食べに行く一押しの天ぷら屋さんです。